経営理念
「対話」と「気付き」「ねがい」を「かたち」に
私たちは、「対話と気付き」を通じて、“立場や価値観”の違いや、“いまと未来”を「つなぎます」。(つなぐ)
私たちは、「対話と気付き」を通じて、“ねがい“を、”かたち”に「つなぎます」。 (すすめる)
私たちは、「対話と気付き」を通じて、関わるすべての人の“心の種火”を、大きな炎に「つなぎます」。(みとめあう)
- 「社会性」とは、社会から必要とされる会社であるために、必要な”ありかた”のことです。
- 「科学性」とは、事業を永続していくために、必要な”ありかた”のことです。
- 「人間性」とは、働きがいのある会社であるために、必要な”ありかた”のことです。
何のために経営をしているのか? | 私たちの固有の役割とはなにか? |
■仕事を通じて社会と向き合い、仕事を通じて自分と向き合う 自分自身の課題と向き合うことは、荷が重く、辛いこと。お互いに、声を掛け合い、現実に目をそらさず、何度も失敗しても挑戦しつづけ、仕事を通じて一人ひとりが磨かれていくために経営をしている。 企業や社会の問題に2つと同じ問題はない。社会や企業の大きな流れを理解し、その社会、企業らしい選択肢を提案していくために経営をしている。 | ■体験にもとづいた「共感」 まずは自分たちでやってみる。成功だけでなく、失敗や苦労も含めて、お客様と気持ちを共有する。 ■「現実的な着地点」の提案 上下/前後の視点も見た上で、「まずはここから」という現実的な着地点を見せる。 |
価値観・人生観 | 顧客・仕入先・取引先に対する基本姿勢 |
■自分のことは自分で決める 自分から声を上げなければ何も始まらない。 ■率直であること / ありのままを見つめる ウソをつかない。見栄を張らない。間違っていても構わないが、すなおに謝ること。 事実から目をそらさず、ありのままを受け止めること。 | ■正直であること お客様は正直に話してくれるのだから、私たちも正直にお客様に話す。 ■「敷居の低さ」と「分かりやすさ」(間口を広げる) 相手の言葉や視座に立って会話をする。 ■「選択肢」と「おすすめ案」(働きかける) 専門家から見て正解が1つしかなかったとしても、必ず選択肢を見せる。 相手の主体性を尊重しつつ、弊社のおすすめ案を見せる。 |
社員に対する姿勢 | 地域・環境に対する姿勢 |
■どこでも通用する「主体性」と「教養」を高める。人生の学びの場をつくる お客様と相対するためにも必要な知識や教養・体験を提供する。 自分ひとりで世間を泳ぐことができる、実力と主体性を身に着ける機会を提供する。 ■「安心」に支えられた、「働きかけ」と「対話」と「共感」 気まずいときは、まずは自分から。こちらから声を掛けないと始まらない。社員に対する姿勢 | ■「教えあう」場つくり 個人の知恵や経験を社会の知恵と経験に転換していく。それぞれの得意分野や持ち味は違うので、皆が教えあい、学びあう「場」と「機会」を用意する。 料理が得意な人は料理を教え、音楽が得意な人は音楽を教える。自分の得意なこと、知っていることを教えあう松下村塾のような「場」と「機会」を作る。 |
実現したい世界 と 10年ビジョン2020~2030
実現したい世界
一人ひとりの「心の底からの願い・挑戦」が賞賛され、
挑戦から生まれた学びが、社会に還元される世界をつくる
一人ひとりが心の底から願うことを周りに伝えたら、周りは「いいじゃない!やってみなよ。」と背中を押す世界。後日、挑戦した本人から結果と学びが語られ、その話が次の挑戦者のヒントとなる。そんな世界を実現していきたいのです。
「プロ野球選手になりたい」と心の底から願う人がいるならば、それを全力で応援し、「プロのニートになりたい」と心の底から願う人がいるならば、それを全力で応援する。そんな社会を作りたいと考えています。
その世界は自由であるが責任も伴う世界。もちろん、心の底から頑張りたくないと思うならば、それも受け入れられる世界です。
また、その世界には同調圧力などありません。「1人1人が持つ ”心の願い” を周囲が受入れ、応援ができる世界。」これこそが本当のダイバーシティーであると考えています。
10年ビジョン2020~2030
横並びが通じない不安な世の中で、
背中を押してもらいたい企業から、最初に相談される会社となる
- 一人ひとりの特長や個性に対して、お客様から指名される会社となっている。
- 東京・名古屋・大阪・福岡・仙台・札幌に、専門家/経営者/人事担当者が集う「劇場」があり、経営のこと、人や組織のことで相談でき、知識経験の交換ができる学び合える場所を提供する企業になっている。
- 自社の労務研修・労働相談・職場学習の他、「採用」「給与計算」「手続」「助成金」「IT」「人材紹介」「社宅支援」など、特定領域の専門家が弁護士法人・コンサルティングファームのように、パートナーとして集い、得意分野を補い合う企業となっている。(現メンバーは相談と研修と制度を軸に事業を育てる)
- 経営者が出資・投資先を選定するファンドを作る企業となっている。
理念経営を旗印に起業をする”中小企業家”に投資をし、自社ではできない事業領域で、理念経営にもとづき経営される社会の公器となる企業を育てる。
事業展開の方向
お客様も専門家も、迷いや思いを持った人々が交差する会社になる
(人事の吉本興業のような会社になる)
お客様は、チケットを持ってふらりと当社の劇場の席について、自分の気持ちを整理したり、自分に気付きと勇気を貰え、背中を押してくれる専門家と出会う場所。
専門家である演じ手は、ここでチャンスをつかめるか、一世一代の大勝負を前にドキドキしている場所。
「そういった人の心に火がつく瞬間を見届けたい」と思う、広報担当や舞台係、撮影係が集う場を提供する、「意思決定支援」の企業になりたいと考えています。
- 世界の有名企業に互角に渡り合える、地域に埋もれている企業を発掘する会社を目指します。(鳥取や岩手など人口過疎に悩む地域の企業や、企業城下町で部品供給の一翼に埋まってしまっている地域から、世界に輝く企業を輩出したい。)
- そのために、お客様と専門家が集える拠点を名古屋・大阪・小倉・仙台に作ります。
- 「背中を押す」「ありたいを実現する」がキーワードとなるサービスを提供します。
- また、意思決定支援のためには「いつでも聞ける」「よくわかってくれる」が大切です。その期待に応えるために顧問という形でのフォローアップを提案していきます。
- 餅は餅屋・一人ひとりが主人公になれる会社に。自前主義はしません。
- 士業事務所に雇用されている方の給与水準は、低い相場が現実であり「憧れの職業」には程遠い金額です。当社の雇用契約の従業員の最低年収は500万円を実現していきます。
- SEOやネットでつながることが主流ですが、背中は物理的に存在し「本質」は空気感や雰囲気から見つかります。そのため、リアル&コミュニケーションを軸に情報提供をしていきます。
- アイプラスの取り組みが、メディアで紹介され・自らも発信する企業となることを目指します。
5か年計画~中期経営目標(機密情報のため数字は伏せています)
2023年(1年目終了時点)
アイプラスとしては研修・相談・制度を軸に事業を育てるとともに、附則部分を補う仕組みを作っていきます。
月 | # | 何を |
12月 | #12 | 専門家が(x人)集う組織化に着手 あわせて、劇場運営の専門家も集う組織化に着手 |
12月 | #13 | テーマ別独立採算制 |
12月 | #21 | 職務型の雇用体系の導入 |
- (再編成)労務研修サービスメニューの体系化、既存コンテンツのモジュール化
- 専門家のセグメント設定・運営体制の資料作成、専門家の方へのお声がけと契約(関西圏のイベント・展示会で専門家の方との接点を有する)
- 雇用している社員さん向けに職務分掌の整理
- 展示会への出展、既存のお客様、未来のお客様へのセミナー開催案内、情報発信
- セミナー運営体制の整備、動画配信用のスタジオの整備、SNSからのオンライン情報発信の体制整備
- 24年度経営計画の全社での検討(6月)
2024年(2年目終了時点)
月 | # | 何を |
9月 | #25 | 全社員が経営数字を理解する |
12月 | #11 | 大阪拠点(劇場)を開設 |
12月 | #22 | 最低年収500万円を実現 |
12月 | #31 | 接客のベテランの雇用 |
12月 | #32 | 人材紹介業を開始。人材のマッチングを開始 |
- 人材紹介業の免許申請(6月)
- 大阪拠点(劇場)の物件契約
- (福岡圏・仙台のイベント・展示会で専門家の方との接点を有する)
2025年(3年目終了時点)
月 | # | 何を |
12月 | #11 | 小倉拠点(劇場)を開設 |
12月 | #11 | 仙台拠点(劇場)を開設 |
12月 | #12 | 専門家が(x人)集う あわせて、劇場運営の専門家が(x人)集う |
12月 | #14 | 自社を象徴するサービスの柱の整備完了 |
12月 | #15 | リアル&コミュニケーションの情報発信を行う |
12月 | #16 | フォローアップをするお客様を増やす |
12月 | #32 | 人材紹介業は企業数(X社)、紹介数(X名)に |
12月 | #33 | 社宅や研修会場を紹介する不動産部門設立 |
…………………..
2026年(4年目終了時点)
月 | # | 何を |
12月 | #12 | 専門家が(x人)集う あわせて、劇場運営の専門家が(x人)集う |
12月 | #33 | 不動産部門、研修物件・社宅物件(X件)を所有 |
12月 | #31 | 理念経営を行う企業投資をするファンド準備 |
…………………..
2027年(5年目終了時点)
月 | # | 何を |
12月 | #12 | 専門家が(x人)集う あわせて、劇場運営の専門家が(x人)集う |
12月 | #33 | 不動産部門、研修物件・社宅物件(X件)を所有 |
12月 | #31 | 理念経営を行う企業投資をするファンドの設立 |
…………………..
目標達成のための道筋(手段・方策)
何を | なぜ | いつまでに | どういう状態に |
東京・名古屋・大阪・小倉・仙台に拠点(劇場)を開設 #11 | 「困った時に立ち寄る場所」「気付きが見つかる場所」をお客様の会社の近くに提供するため。 | ・大阪(2024年) ・小倉(2025年) ・仙台(2025年) | ・名刺・ウェブサイトに住所が書かれている状態となる ・各地の劇場+オンラインのいずれかで、毎日研修が、毎週セミナーが開催されている |
専門家(x人)、専門性の高い運営スタッフさんが集う組織になる #12 | お客様にとって、ピッタリの専門家と出会う。専門家にとって自分の存在を確認できる場を提供するため。 | ・2023年までにx人 ・2025年までにx人 ・2027年までにx人 | 採用・高年齢・給与計算・手続などテーマごとの専門家が紹介ページにて公開されている |
テーマ別独立採算制 #13 | 専門性を深め、それぞれが得意な領域を深めるため。 お客様にあったサービスを漏れなく提供するため。 | ・2023年12月 | 専門別のセグメントを設定し、パートナーシップ制での独立採算型の事業部制を引く |
自社を象徴するサービスの柱を立てる #14 | お客様から見て「自分の悩みを解決するには劇場に行くのが良い」と悩まず来ていただくため。 | ・2025年12月 | 労務研修と制度設計を売る(職場学習)のコンサル会社であると認知され、当社の認知度アンケートでの正解率が80%になる |
リアル&コミュニケーションの情報発信を行う #15 | お客様がモニター越しの視覚以外の感覚で弊社を知り、お客様自身を感じていただくため。 | ・2025年12月 | 「気付き通信」がX名様のお手元に届くようにする。 |
フォローアップをするお客様を増やす #16 | 世界の有名企業に互角に渡り合えるはずの、地域に埋もれている企業を1社でも多く発掘するため。 | ・2025年12月 | 全国でx社の企業をフォローアップをする会社となる。 |
テレワーク&ペーパーレス化 #17 | 全国各地に分散する自社の専門家同士が地域の意識をせずつながるため。 在宅勤務とせざるを得ない専門性の高い人員を雇用するため。 | ・2021年12月 | 全員がモバイル、オフィスへの自由出社型の勤務体系とする。 |
働きがいのある会社づくり
何を | なぜ | いつまでに | どういう状態に |
職務型の雇用体系の導入 #21 | 専門性毎に自立した人が集う組織となるため、役割と責任を明確にするため。 | 2023年12月 | ・雇用契約と委任契約の雇用区分とし ・職務分掌を職務型に再整備し賃金制度を改定する。 |
最低年収500万円を実現#22 | 人事の専門家・社労士が「あこがれる職業」と認知されるための正当な収入を実現するため。 | 2024年12月 | フルタイム・無期雇用者の最低年収が500万円となっている。 |
月1回の研修日の設定 #23 | 憧れの職業、お客様から尊敬され、付加価値を提供できる専門家としての知識・技術を身に着けるため。 | 2022年12月 | 毎月1日間、業務に関する知識を深め・共有している |
教養の日を用意する #24 | お客様の想いを引き出すためには、様々な知識・経験が必要であるため。 | 2022年12月 | 隔月に1日間、業務とは関係のない経験(他の地域の見学、他業界の見学など)を得ている。 |
全社員が経営数字を理解する #25 | 専門家として自分自身の付加価値を数字で理解するため。 また、お客様の背中を押すために経営数字にもとづき意見ができるようになるため。 | 2024年9月 | ・22年1月までに自社の決算書・試算表を全社員が共有している。 ・24年9月までに、入社2年目の全社員が、主要指標を踏まえた、所属部署の予算計画を作成できる。 |
企業の社会的責任
何を | なぜ | いつまでに | どういう状態に |
理念経営を行う企業投資をする。#31 (IPOが起業の目的ではない。企業は社会資本となることが目的) | 自社や既存の企業の事業転換では成し遂げられない、社会的課題の領域や(食料など)や、新しい事業領域で、理念経営を実践する企業の種を撒くため。 | ・2027年12月 | ・理念経営を推進する経営者から資金を出資された1億円のファンドを生成する。 ・理念経営を推進する経営者が委員となり、出資企業を選定している。 |
人材紹介業を通じ企業と人材のマッチングを行う#32 | 求職者の背中を押し、お客様と求職者を理念・想いを基準につなげるため | ・2024年12月 ・2025年12月 | ・24年12月までに人材紹介事業を開始 ・25年12月までにX社のアカウントと、X名の紹介をできていること。 |
住む場所・学ぶ場所を紹介・確保する機能を持つ#33 | 働きたい/学びたいが、住む/学ぶ場所がないので働けない/学べないを解消するため。 | ・2025年12月 ・2027年12月 | 25年までに社宅や研修会場を供給・紹介する不動産部門を有し、27年までに研修物件を有している |
接客のベテランの雇用 #34 (話が上手で、酸いも甘いも見てきた経験を活かしていただく) | お客様の視点では、聞き出すことが上手なメンバーに問われることで、自分の内面にある言外の想いを発見するため。 | ・2024年12月 | ・X人を雇用する。 |
数値上の目標
- 売上:x千円
- 粗利:x千円
- 経常:x千円(経常利益率x%)
- 労働分配率:x%
- 1人当たり賃金:6,050千円