コラム・レポート

2022-03-29

「教養の日」と「勉強会の日」~当社の人材育成

採用情報&当社の"ありかた"

2022年から午後半日を使った「勉強会の日」(毎月1回)と、隔月1回、終日を使った「教養の日」という取り組みをしています。

22年3月の教養の日は、新宿の末廣亭の落語の寄席を見に行きました。
「教養の日」の時間は業務時間と定義していますので、費用は会社負担、給与は支給であり、福利厚生の一環である親睦旅行や親睦イベントではありません。

人事の専門家を志す方に対し、当社がどのような人事の専門家を育成し、どのような人材を求めているのかを、人事の専門家を探している企業様に向けては、同社が人事サービスを通じて、お客様に何を提供したいのか知っていただく目的で、当社の独自の取り組みである「教養の日」と「勉強会の日」をご紹介します。

「教養の日」は経営理念・事業定義にもとづいた取り組み

会社の経営理念のひとつ「従業員に対する姿勢」の中で、「どこに行っても通用する、主体性と教養を提供する」を掲げています。その一環の施策として「教養の日」と「勉強会の日」を設けています。

経営相談や労務相談は、結論も背景もケースごとに異なるので、法律と事例だけ知っていても本当の解決にはならないと考えてます。
お客様の抱える解決するためにも、いろいろなことを経験していないといけないのですが、そこを鍛えるのを最初から自主トレで求めてしまっては、なかなか実力を養うことは難しいと思っています。

イベントの企画の条件として「仕事と全く関係ないテーマをする」です。関係のあることや仕事に役立つことを選んでしまうと、その範囲の中で収斂してしまうので、それでは教養になりません。まったく仕事と接点がなく、どういう結果になるのか分からないから教養になり、経験になると当社は考えています。

「勉強会の日」は「私たちは」の視点と「数字で語る力」を養う

人事の専門家の世界では、給与計算の勉強や労働法の勉強などが必要ですが、「勉強会の日」では、このようなスキルの勉強会は行いません。半日かけて以下の3つのテーマについて議論をしていきます。

  • 自社の強み/弱みとはなにか?
  • 経営計画を進める上での課題はなにか?
  • 当社の「サービスのありかた」とはなにか?

毎日の目の前の仕事を処理することはもちろん大切です。事務作業だけでは、どの会社で働いても同じです。
自分たちは何者なのか?、お客様からどのように必要とされたいのか?「私たちは」の視点を持ち仕事をしていくために、自社の経営やサービスについて議論をする時間を設けています。

ちなみに、当社は経理公開をしており、毎月のB/S、P/Lを全員で共有していますので、勉強会の日では数字にもとづいて議論をしています。
「勉強会の日」での議論は、お客様とも数字にもとづいて議論ができるトレーニングとしても行っています。

もちろん、スキルの習得に関する教育研修も行っています。
外部の研修受講は申請をすれば基本的には受講を認めており、社労士の資格取得に向けた専門学校の通学費用も提供しています。

当社の「ありかた」

当社の事業定義は「お客様の意思決定支援業」としています。

事務手続で完結する仕事ではありませんので、学ぶことはたくさんありますが、お客様の「心の底からの願いを見つけ」「お客様の背中を押す」ことでお役に立つことは、大変やりがいがあり、意義のある仕事です。

ぜひ、ご縁があれば当社で働いてみませんか?


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