コラム・レポート

2018-06-22

平成30年度 新入社員「働くことの意識」調査

厚生労働省の公表情報

公益財団法人日本生産性本部と一般社団法人日本経済青年協議会は、平成30年度新入社員1,644人を対象にした「働くことの意識」調査結果を発表しました。この新入社員の意識調査は、昭和44年度に実施して以来50回目を数え、この種の調査では歴史のあるものとなっているそうです。

 

平成30年度 新入社員「働くことの意識」調査結果のポイントとしては

●「働く目的」では、過去最高だった昨年より減少したものの「楽しい生活をしたい」(昨年度42.6%→今年度41.1%)が過去最高水準で最も多く、続く「経済的に豊かな生活を送りたい」が(26.7%→30.4%)で過去最高を更新しました。

一方、「自分の能力をためす」は過去最低(10.9%→10.0%)、一時期増えていた「社会に役立つ」(9.2%→8.8%)は減少が続いています。

●「人並み以上に働きたいか」では、「人並みで十分」が過去最高を更新(57.6%→61.6%)し、初めて6割を超えました。減少が続く「人並み以上に働きたい」(34.9%→31.3%)との差も過去最高の30.3%(昨年度22.7%)に開き、2倍近い差となりました。

●「デートか残業か」では、「残業」が(71.0%→68.5%)で「デート」(28.7%→30.9%)と、「デート派」が3割になりました。

●「若いうちは進んで苦労すべきか」では、「好んで苦労することはない」が過去最高(29.3%→34.1%)となりました。

●「どのポストまで昇進したいか」では、「社長」が過去最低(10.3%)で過去最高だった「主任・班長」の10.4%を下回る結果となりました。また、過去最高水準の「どうでもよい」(17.4%)が、これまで一番多かった「専門職」(16.5%)を抜いて、今年は一番多く表を集めました。

 

このほか詳しい情報や過去の調査の資料もこちらからご確認いただけます。

https://www.jpc-net.jp/new_recruit/

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