厚生年金保険料率の引上げが終了します
厚生労働省の公表情報厚生労働省は、厚生年金の保険料率の引上げを今月9月に終了することを発表しました。
厚生年金の保険料率は、年金制度改正に基づき平成16年から段階的に引き上げられてきましたが、今年9月を最後に引上げが終了します。今後、厚生年金保険料率は、18.3%で固定されることになります。
平成16年の年金制度改正においては、少子高齢化が加速することを見越し、将来にわたり年金制度を持続的で安心できるものとするため、給付と現役世代の負担の両面にわたる見直しを実施し、新たな年金財政の仕組みを構築しました。この仕組みにより、厚生年金保険料は毎年0.354%ずつ(平成29年は0.118%)引き上げられてきました。
厚生年金保険料率の引上げが終了したことで、今後は決められた収入の範囲で、年金の給付水準をいかに確保していくかが課題となります。
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