コラム・レポート

2023-10-31

【労務管理Q&A】これって、ハラスメント!?

■アイプラスからのご案内 スタッフコラム アイプレス

責任ある立場になってから、言動が変わってしまった…!


【相談内容】
マネージャーAさんは、これまで問題行動など一切起こさない、真面目な勤務態度で業務に取組み、温和で後輩から信頼される人望がある人でした。
Aさんが、ある重要プロジェクトのリーダーになった頃から、言動に変化が表れ始めました。
チームの部下に対して、「そんなこともできないのか!」「何年この仕事やってんだよ!」等、感情的な言動をとるようになり、Aさんの部下から、パワハラの相談がくるようになりました。


【解説】
これまで全く何の問題を起こしたこともない従業員が、特定の役職や地位に昇格してから問題行動をとるようになることがあります。
その原因の1つとして、自身の能力を超える役職や地位を任されたことによりキャパシティを超えてしまい、結果として部下に感情的な言動をとってしまうことが考えられます。

【このようなケースへの対応】
部下からのハラスメント申告や、周囲から客観的にハラスメントと見受けられる言動を確認した際には、ハラスメントの調査・対応が必要となります。
関係者に面談を実施し、事実確認と証拠を集め、会社として対応していきます。
Aさんには、「このままだと別部署への異動や役職変更することとなる」ことを伝えた上で改善に向けた行動を促します。若しくは、Aさん本人より、「現在の自分の地位は荷が重すぎる」旨の申し出があった場合には別部署や別役職への異動を検討しましょう。

 


 

こちらもご覧ください☆

【アイプレス】
問題社員がいるならば、会社として対処が必要ですが、問題社員を『入れない』ことも重要です。

問題社員は、採用の段階で入社を防ぎましょう。

『問題社員を入れない』 こちらから


本記事は情報・記載内容は正確を期して提供し、誤りがないよう注意・確認の上、編集されていますが、不完全な記述や誤植が含まれる場合があります。

これらのコンテンツに記載された情報の完全性・正確性および利用結果について完全なる保証を与えるものではございませんので、ご利用は自己責任でお願いいたします。
なお、本記事において引用している行政機関等の発表内容に対するご質問は、発表元に直接お問い合わせ下さい。

アーカイブ

   

人事のことでお悩みがあればお気軽にご相談ください。

ご相談フォーム
  • アイプラスHRコンサルティング株式会社
  • 労働トラブル「事例と対策」
  • 賃金制度を見直す|社労士事務所の賃金制度改定応援サイト
  • 社会保険労務士個人情報保護事務所 認証番号 第111246号

ページトップヘ