職場におけるパワーハラスメントとは 以下の①~③の3つの要素を全て満たすものです。①優越的な関係を背景とした言動②業務上、必要かつ相当な範囲を超えたもの③労働者の就業環境が害されるもの ここでいう『職場』とは労働者が業務を遂行する場所を指します。通常就業している場所以外の場所であっても、労働者が業務を遂行する場所であれば『職場』に含まれます。 また、『労働者』とは正規雇用労働者のみならず、パートタイム労働者・契約社員などいわゆる非正規雇用労働者も含みます。派遣労働者の場合は、派遣元事業主はもちろん、派遣先で役務の提供を受ける事業主もハラスメント防止処置の必要があります。派遣労働者だからといい、ハラスメント行為は断じて許されません。 厚生労働省の指針では、代表的な例として、6つの類型を紹介しています。 ①身体的な攻撃殴打、足蹴りを行う。相手に物を投げつける。②精神的な攻撃人格を否定するような言動を行う。必要以上に長時間にわたる厳しい叱責を繰り返し行う。他の労働者の前で、大声で威圧的な叱責を繰り返し行う。③人間関係からの切り離し特定...
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人事労務ニュース アイプラスからのアイプレスのお届けです。 2024年4月より、「労働基準法施行規則及び労働時間等の設定の改善に関する特別措置法施行規則の一部を改正する省令等の公布等について」が施行され、労働条件明示のルールが変わります。 法制改正により何が変わるのか、変更内容の概要をお届けです。...
当社では、事務所通信として毎月気になる労務ニュースを紹介しています。 気になる労務ニュースを紹介している事務所通信「気付き通信」の最新号を公開しました。よろしければ手に取っていただけると嬉しいです。 今月のテーマ ■メイントピック 裁量労働時間制、どこまで指示ができるのか ■サブトピック 年休の計画...
企業価値向上のための人的資本経営への関心が高まってきている中、人材への投資の一環として、従業員への研修実施や教育訓練へ注力する企業が増えてきています。 人材教育の考え方ややり方は企業により様々ですが、時代の変化に伴う見直しや今後導入を検討している企業にとっては、他社ではどのように実施しているのか気に...
人事担当者のギモンに応える【労務管理Q&A】 次年度に入社予定の内定者向けに、入社前研修を実施したところ、研修参加者の1人から、「研修時間について、賃金を支払ってほしい」と言われました。 研修の開催については、内定時に参加の同意を得ています。また、参加可否は本人の判断に委ねています。 この場合、賃金...
人事労務ニュース アイプラスからアイプレスのお届けです。 「採用内定者の処遇がまだ決まらない時に、労働条件を明示しなくても問題ないか。」全4回でお届けする『採用シリーズ』では、採用シーズンを迎えた人事ご担当者様へ、疑問や実務の悩みごと解決をサポートする情報をお伝えします。 第1回は、動画ミニセミナー...
【労務管理Q&A】 従業員から休憩時間について相談されました。 家族のケアのため、1時間の休憩時間をお昼に30分と夕方に30分と、分けてしたいとのことです。 休憩時間を分割して取得させることに、問題はないのでしょうか。...
多面評価(360度評価)で「つもりの自分」と「はた目の自分」のギャップを知り、「得意」と「不得意」を認識する。 通常の人事評価は、『上司から部下』のように一方向の評価となります。 多面評価(360度評価)では、一方向からの評価ではなく、仕事に関わる様々な立場の人から多角的視点で評価されるため、上司で...