コラム・レポート

2021-06-25

東京都の在籍型出向支援事業

他行政機関(他省庁&労働局等)の公表情報

東京労働局では、コロナ禍における雇用維持を目的とした在籍型出向の取り組みを支援するため、「東京都在籍型出向等支援協議会」を設置し、地域の経済団体、労働団体、金融機関、出向支援機関、関係行政機関等が連携して出向情報やノウハウの共有、出向の送出企業や受入企業の開拓などを推進しています。

■産業雇用安定助成金 (厚生労働省)

新型コロナウイルス感染症の影響により事業活動の一時的な縮小を余儀なくされた事業主が、「出向」により労働者の雇用維持を図る場合、出向元と出向先の双方の事業主に対して、その出向に要した賃金や経費の一部を助成します(令和3年2月5日創設)。

■マッチング支援(産業雇用安定センター)


新型コロナウイルスの影響により、一時的に雇用過剰となった企業が従業員の雇用を守るために、人手不足などの企業との間で在籍型出向を活用しようとする場合に、双方の企業に対して出向のマッチングを無料で行っています。

■広域関東de人材シェア!(関東経済産業局)

広域関東圏内に事業所を持つ中小企業等の人材のシェアマッチングを支援することを目的とし、人材シェアマッチングサイトが開設されており。サイト上で、在籍型出向による受入れ希望、送り出し希望の登録ができます

その他在籍型出稿説明セミナーや、マッチング事例の紹介もされています。

詳しくは東京労働局のウェブサイトもご覧ください。
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/zaisekisyukkou_0001.html


ちなみに、最も秀逸な資料はこの在籍出向の基本が分かるハンドブックです。出向規程などや出向時の指揮命令権の所在なども書かれていますので、出向マッチングサービスを利用しない方でも、グループ間出向をする方も必読の資料です。
在籍型出向“基本がわかる”ハンドブックPDF版(厚生労働省ホームページ)


本記事は情報・記載内容は正確を期して提供し、誤りがないよう注意・確認の上、編集されていますが、不完全な記述や誤植が含まれる場合があります。
これらのコンテンツに記載された情報の完全性・正確性および利用結果について完全なる保証を与えるものではございませんので、ご利用は自己責任でお願いいたします。
なお、本記事において引用している行政機関等の発表内容に対するご質問は、発表元に直接お問い合わせ下さい。

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