気温が上昇し、熱中症発生リスクが高まる季節となりました。熱中症対策は、会社にとって必須となっていますが、熱中症対策を怠ってしまうと、会社としてどのようなリスクがあるのでしょうか。 まず、会社には安全配慮義務があります。 労働契約法第5条では、「使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする」と定められています。 厚生労働省では、熱中症について定義し、予防対策を掲げています。 「職場における熱中症の予防について」より 【熱中症とは】熱中症は、高温多湿な環境下において、体内の水分及び塩分(ナトリウム等)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして、発症する障害の総称であり、めまい・失神、筋肉痛・筋肉の硬直、大量の発汗、頭痛・気分の不快・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感、意識障害・痙攣・手足の運動障害、高体温等の症状が現れる。 【熱中症予防対策】①作業境管理WBGT値の低減、休憩場所の整備等②作業管理作業時間の短縮等、熱への順化、水...
- ホーム
- コラム・レポート
【Q】フレックスタイム制導入するにあたり、曜日ごとにコアタイムを変えることは可能ですか? 【A】曜日ごとにコアタイムの開始・終了時刻を定めれば可能です。 フレックスタイム制におけるコアタイムは、法令上必ず設けなければいけないものではありませんが、コアタイムを設定する場合は、その開始の時刻と終了の時刻...
従業員が仕事に関して強いストレスを抱え、休職せざるを得なくなってしまった… そんなご相談をよくいただきます。 メンタル不調とは、業務遂行能力の著しい低下、職場の規律や秩序を乱す不適切な言動を起こす状態を指しています。 厚生労働省では、以下のようにメンタルヘルス不調を定義しています。 ◆ 労働者の心の...
当社では、事務所通信として毎月気になる労務ニュースを紹介しています。 気になる労務ニュースを紹介している事務所通信「気付き通信」の最新号を公開しました。よろしければ手に取っていただけると嬉しいです。 今月のテーマ ■メイントピック メンタルヘルス不調 従業員の様子に異変を感じたら ■サブトピック 業...
人事労務ニュース アイプラスからのアイプレスのお届けです。 全4回でお届けする『労働時間シリーズ』では、労働時間の管理について、基礎知識から実務ポイントまでお伝えします。 第2回は、始業前に実施する全員清掃の時間は、残業時間となるかどうか。ミニ動画セミナーで解説しています。...
人材育成のヒントを見つける無料セミナーを開催いたします。タイトルを「管理職の課題と育成のポイント―経営的視点でマネジメントを考えられる管理職の育成―」として、人事労務専門の社労士コンサルタントが解説します。「人が育たない」悩みを持つ経営者の方、教育担当者の方に、ぜひご参加いただきたいセミナーです。...
【Q】部下から、持ち帰り残業した分の残業申請がありました。会社外で行った業務なので労働時間にはならないと思うので、残業申請を差し戻していい? 【A】指揮命令下の残業であったか否かが判断基準となります。会社(上司)より、明確な指示があった場合は、労働時間となります。一方で、会社(上司)より、明確な指示...
令和5年3月分 毎月勤労統計調査...