
10月は、中小企業退職金共済制度の「加入促進強化月間」とされ、制度への加入促進や広報活動を厚生労働省所管の独立行政法人勤労者退職金共済機構が実施します。 加入促進強化月間中、勤労者退職金共済機構は、中小企業退職金共済制度の加入促進活動や広報活動を積極的に実施し、制度に関する個別相談や説明会を実施するとのことです。 ◇◆中小企業退職金共済制度(中退共制度)とは 主に中小企業の常用労働者を対象とした退職金共済制度です。退職金制度を単独で備えることが難しい中小企業について、事業主の相互共済の仕組みと国の援助によって退職金制度を設け、中小企業で働く方々の福祉の増進を図り、中小企業の振興に寄与することを目的とされています。 中退共制度は、中小企業の事業主同士が掛金を拠出しあう仕組みと、国の援助で成り立っています。掛金の一部を国が助成し、管理も簡単で、税制上の優遇措置が受けられるなどのメリットがあり、令和5年6月末時点で、約56万の中小企業が加入しています。 ◇◆中小企業退職金共済制度(中退共制度)加入のメリットとは 1.掛...






