賞与についても健康保険・厚生年金保険の毎月の保険料と同率の保険料を納付することになっています。賞与支払時に保険料を控除した場合、「賞与支払届」を年金事務所へ提出しなければ支給した賞与額が年金事務所に正しく登録されないため、結果将来もらえる年金額が減ってしまうことになります。 毎月の社会保険料は年金事務所から納付書が送付されてきますので、納付漏れは起こりにくいですが、賞与は会社から申告しますので、申告忘れが起こりやすい傾向があります。 通常の手続きでは過去2年間しか遡れません。 (本人の申し立てがあれば最大10年間遡れます)「徴収されたが将来の年金額に反映されていない。」というトラブルが起こらないようお気を付けください。 詳細はこちらをご覧ください。 http://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo-kankei/hoshu/20141203.html 人事労務ニュース 【アイプレス】も定期的に発信しています。このコラムサイトで掲載していますので、ぜひご覧になってください。 ...
カテゴリー:給与計算
賃金は最低賃金を下回らないようにしなければならないということは、ご存じの方は多いですが、最低賃金の金額と給料の何とを比較すれば良いのでしょうか? 今回の動画では、最低賃金の計算方法をご紹介します。 ■最低賃金の引き上げと最低賃金額の変遷 https://youtu.be/UpKgvFXYaZ8 社会...
平成28年の10月より最低賃金が引き上げられます。 最近は最低賃金が大きく引き上げられていますが、時系列でみると、どのように最低賃金が引き上げられてきたのでしょうか? 社会保険労務士法人アイプラスのウェブサイトはこちらhttp://sr-iplus.co.jp チャンネル登録もお忘れなく!http:...
Q.病気やケガにより休職している人がいるのですが、支払うお給料が日割計算などで少額となってしまうと、社会保険料が天引きしきれずに差引支給額がマイナスとなってしまいます。この金額はどうしたらよいのでしょうか・・・?社長はかわいそうなのでその分がマイナスにならないように支払額を調整すれば?と言っています...
20日締め、25日払いなど、給与計算期間が短いと給与計算事務の負担が多くなります。 簡単に給与計算の「締日」と「支払日」を変更することは容易ではありませんが、事務負担を軽減する一つの工夫をご紹介いたします。 社会保険労務士法人アイプラスのウェブサイトはこちらhttp://sr-iplus.co.jp...
給与計算や賃金制度に、「定額残業代制度」や「固定残業代制度」を導入している企業もあると思います。 定額残業代や固定残業代制度とは、一定時間の残業を見込んで、残業の有無に関わらず、「月○時間分の割増賃金を、定額残業代として○万円支給する」という具合に、一定額の割増賃金を支給する制度です。 この定額残業...
欠勤控除をする場合、1時間当たりの時間単価の計算が必要になりなす。また、月の途中で入社や退社、昇給が発生した場合、「日割り計算」が必要になります。 日割り計算というのは、1か月の歴日数で計算するのでしょうか?それとも、営業日数で計算するのでしょうか?どの方法で計算するかによって、金額が変わってしまい...
有給休暇は「雇入れの日から起算して、6ヶ月間継続勤務し、全所定労働日の8割以上出勤した労働者に対して最低10日を与えなければなりません。」と法律で定められています。 しかし、「全所定労働日の8割」とは、どのように計算していくのでしょうか?有給休暇の知っているようで知らない「出勤率」の計算方法について...