引き続き、改正労働基準法に関するQ&Aからフレックスタイム制関係についての質問内容と厚労省の回答をお伝えしたいと思います。 (Q)清算期間が1ヶ月を超えるフレックスタイム制において、清算期間の途中に昇給があった場合、清算期間終了時の割増賃金の算定はどのように行うのでしょうか? (A)割増賃金は、各賃金締切日における賃金額を基礎として算定するもの であり、フレックスタイム制においても同様です。 したがって、清算期間の途中に昇給があった場合には、昇給後の賃金 額を基礎として、清算期間を平均して1週間当たり 40 時間を超えて労働 した時間について、割増賃金を算定することとなります。 ただし、清算期間を1か月ごとに区分した各期間を平均して1週間当 たり 50 時間を超えて労働させた時間については、清算期間の途中であっ ても、当該各期間に対応した賃金支払日に割増賃金を支払う必要があり ます。そのため、昇給後においては、昇給後の賃金額を基礎として割増 賃金を算定することとなりますが、昇給前の賃金によって賃金計算が行 われる期間がある場合には、昇給前の賃金額を基礎として割増賃...
カテゴリー:給与計算
10月1日より最低賃金が改定されました。 東京 985円 神奈川 983円 千葉 895円 埼玉 898円 茨木 822円 栃木 826円 群馬 809円 新潟 803円 山梨 810円 静岡 858円 長野 821円 給与計算時に注意が必要です。 改定後の賃金の反映方法とし...
平成30年10月(予定)より、最低賃金が変更します。 東京は、現行より27円アップの985円(時間)の予定です。 毎月月給で給与を支給している場合、時間単価を計算し、最低賃金を下回っているかどうかを見極める必要があります。 月給から時間単価を計算する方法の代表例を下記に記載します。 【前提ルール】 ...
地方最低賃金審議会が取りまとめた地域別最低賃金額が公表されました。 改定額は、都道府県労働局での関係労使からの異議申出に関する手続きを経た上で、 都道府県労働局長の決定により10月1日から順次発効されます。 地域別最低賃金答申状況の詳細はこちらをご覧下さい。 https://www.m...
給料の中に固定残業代(みなし残業代)が含まれて支払われるケースがあります。 このような給料の支払われ方がされている場合、基本給の部分の金額と、固定残業代部分の金額を分けて明示する必要があります。 この動画では、固定残業代の金額が何円なのか計算する方法をご紹介します。 社会保険労務士法人アイプラスのウ...
給与の日割り計算や、残業代の計算などで時間単価の計算をしていく必要があります。歴日や営業日での日割り計算の場合、1か月の日数の多い少ないによって計算結果が変わってきます。 毎月の計算が変わらないようにするためには、月の所定労働時間を計算しておくことが望ましいのですが、月の所定労働時間はどのように計算...
給与支払報告書とは、「個人別明細表」と「総括表」からなり、住民税を計算するために事業所から各従業員の住む市町村へ提出する書類をいいます。 提出先の市区町村は、従業員の平成30年1月1日現在(これより前に退職した方は退職日現在)に居住する市区町村です。 平成30年度(平成29年分)の提出期限は、平成3...
人事ご担当者の皆様は年末調整が年内最後の大仕事になるのではないでしょうか。 本日は「これってどう処理するの?」というケースをご紹介します。 《扶養控除申告書》 ■シングルマザーは寡婦じゃない!? 寡婦はその年の12/31時点で ・夫と死別した人...