Q.インターンを採用した場合、雇用契約となるのか? インターンや研修生を採用した場合、労働・雇用契約となる基準はどのようなものになりますか? A.労働の対価として金銭が支払われていれば、労働者となります。 名称に関わらず、労働の対価として金銭が支払われていれば、労働者となります。 労働者とは「労働の対価として契約に定められた賃金を支払われる者」です。ですから、インターンや研修生であっても、賃金についての合意がない契約を結んでいる場合は、労働契約あるいは雇用契約ではありません。 ただし、研修の内容が労務の提供、すなわち使用者の指揮命令下の労働であると判断され、かつ労務の提供の対価として金銭が支払われていると認定された場合には、名目の如何を問わず労働契約あるいは雇用契約であると解されることになります。 研修生の他にも、小さな会社の場合、「ボランティア」や「友達の会社の手伝い」といった具合に無報酬で働いてもらうケースがあります。 この場合、無報酬であれば労働者とはなりません。ただし、職場でのケガをした場合は、労働者ではありませんので労災は下りません...
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Q.労災に伴う物損は労災保険の対象となるか? 仕事中に高所から落ちて、ケガをした従業員がいます。仕事中のケガは労災の適用対象となるようですが、その際に壊れた眼鏡や携帯電話については労災の補償対象になるのでしょうか? A.労災には物損は含まれません 労災保険の保険給付の補償範囲には「物損」という概念は...
マイナンバー制度では、社員のマイナンバーだけを管理しておけば良いように思われますが、実はそうではありません。 マイナンバー制度に対応する際の、意外な落とし穴をご説明します。 マイナンバーの意外な落とし穴2 =============================== まだある!「マイナンバーの意外...
会社を「辞めてもらう」といっても、様々なパターンがあり、それぞれ特長や制約事項があります。解雇には、どのようなパターンがあり、どのような制限があるのでしょうか? 深く考えず「解雇」するのではなく、状況に合わせた方法で解雇をしないと、労働紛争になりかねません。(本題は 0:48 からです。) 社会保険...
マイナンバー制度では、社員のマイナンバーだけを管理しておけば良いように思われますが、実はそうではありません。 マイナンバー制度に対応する際の、意外な落とし穴をご説明します。 マイナンバーは誰に付与されるのか?今回は、「マイナンバーの意外な落とし穴」について説明させて頂きます。「マイナンバー」と聞くと...
2016年1月よりスタートするマイナンバーですが、どんな点に気を付ければ良いのでしょうか? 今回は、マイナンバーを従業員から収集する時に気を付けるべき3つのポイントをご紹介します。 社会保険労務士法人アイプラスのサイトはこちら http://meguro-sr.com/ チャンネル登録もお忘れなく!...
給与計算をすると必ず計算しなければならない、健康保険と厚生年金保険の「社会保険料」と、雇用保険の「労働保険料」は、どのように計算すれば良いのでしょうか? 今回も、新米の社長さんや経理初心者の方向けに、社会保険料の計算方法と、雇用保険料の計算方法について解説をします。 「社会保険」と「労働保険」同じ保...
人を雇うと給料を支払いますが、会社として給料以外に負担するコストには、どのようなものがあるのでしょうか? 会社が負担するコストとして、社会保険料がありますが、「社会保険」には具体的にどのようなものがあり、どの程度のコスト負担が発生するのでしょうか? はじめて人を雇う経営者の方は、ぜひご覧ください。 ...