リモートワーク制度や在宅勤務制度を、急ごしらえで導入したため、様々な点で「どうしたらいいのだろう?」という現場の混乱が起こっていることをしばしば伺います。改めて論点を整理しましょう。 労働時間が把握しにくくなった問題 在宅で仕事をしていると、各従業員の労働時間を把握しにくくなりました。「みなし労働時間制」などを入れて管理してもよいのでしょうか? 労働時間の管理の原則 原則は、会社に出勤している場合も自宅などリモートで勤務している場合でも、労働時間を把握することが原則になります。実務をする上でそのような定期連絡や常時接続が難しく、労働時間を算定することが難しい場合は「みなし労働時間制」か「専門型裁量労働制」を導入することになります。 「みなし労働時間制」を導入する 「みなし労働時間制」は、労働時間が把握できない場合、所定労働時間労働したものとみなす制度です。ただし、なんでもOKという訳ではありません。在宅勤務の場合は以下の条件を満たした場合、労働基準法38条2の事業場外みなし労働時間制が適用されるようになります。(平16.3.5 基発0305001号...
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