コロナウィルスの影響で、会社や店舗の休業をせざるを得ない状況の企業も多くあると思います。売上が見えない中で、従業員の人件費を払い続ける体力がいつまでも続くことはできません。やむを得ず、人員の削減、つまり解雇を考えざるを得なくなる企業も出来ると思います。 経営者であれば、誰であっても従業員の生活を思い、雇用の維持を考えることは当たり前と思います。ただ、休業や休暇が混在して語られることがあり、ゆくゆくの労働トラブルの原因になりかねないか心配をしています。 人件費を抑制したり、従業員に休んでもらうために、どんな方法があるか書き出してみました。※日当1万円の人に対して、会社都合で休業させるor 労働時間や賃金を40%カットする場合で比較してみました。「休業ありき」ではなく、いろいろな方法を知ってもらいたいと思います。 世間で話題になっている、”いわゆる”「休業」 1日8時間勤務&日給10,000円の人を「休業命令を出し」60%休業補償(休業手当)を払って強制的に休ませる場合(いわゆる休業です。) ・現行の労働時間 :8時間・カット後労働時間 :0時間(休ませて...
カテゴリー:助成金
2月末、国から公立小中学校の休校要請が出され、新型コロナウィルス感染症のリスクの高まりが更に浮き彫りになりました。 観光業・旅行業に関わらず、様々な分野の事業主が影響を受けており、政府は2月14日に雇用調整助成金について特例措置を講じていましたが、対象事業主の拡大を発表し「中国との関係にかかわらず、...
先日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3月に行われる東京マラソン一般ランナー参加中止が発表されましたね。その他イベント等の中止が続いており、出掛け控えや旅行のキャンセルをされた方も多いのでは? そんな中、厚生労働省はこのほど、観光業界の一部企業などを対象に、雇用調整助成金の特例を設けました。...
賃金・評価制度を作成した際に、「中小企業労働環境向上助成金(個別中小企業助成コース)」という助成金がもらえます。 ▼すべての企業が受給できるのではなく、厚労省が指定する「重点分野等事業主」と介護関連事業主に限定して支給されます。支給額は、・評価・処遇制度:40万円・研修体系制度:30万円・健康づくり...