「転勤」に関する意識調査
民間調査機関の公表情報 人事制度&賃金制度人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社が運営する日本最大級の総合転職支援サービス『エン転職』上で、ユーザーを対象に「転勤」についてアンケートを実施した結果が公表されていました。
「転勤は退職を考えるキッカケになりますか?」と伺ったところ、64%が「なる」と回答しています。年代別にみると、若手になるにつれ影響度が大きいようで、男女別にみると、男性より女性がキッカケになることが分かりました。
「これまでに、転勤を理由に退職したことはありますか?」と伺うと、「退職したことがある」は5%に留まり、年代が上がるにつれ、退職割合が高まっています。男女別では、女性よりも男性が退職経験が多いようです。
今後、転勤辞令が出た場合の対処法を伺ったところ、63%が「承諾する」と回答し、男女別にみると、女性より男性が承諾する割合は高いようです。
「条件付きで承諾する」と回答のうち、承諾条件のトップ3は「家賃補助が出る」「昇進・昇給がある」「転勤期間が決まっている」でした。年代別で10ポイント以上差が出たのは「転勤先を選択できる」、男女別で10ポイント以上差が出たのは「単身赴任手当がある」「やりたい仕事ができる」 「転勤先を選択できる」でした。
「条件に関係なく転勤を拒否する」と回答した方の理由として、トップ3は「配偶者も仕事をしているから」「子育てがしづらいから」「親の世話・介護がしづらいから」でした。年代別にみると、20代は「新しい土地に慣れることが大変だから」30代は「子育てがしづらいから」40代以上は「親の世話・介護がしづらいから」がそれぞれ最多でした。年代が上がるにあたり、子育てや親の介護など家庭環境も大いに影響するようです。男女別で結果をみたところ、男性は「親の世話・介護がしづらいから」女性は「子育てがしづらいから」がそれぞれ最多でした。
サイトには詳細なグラフを用いた割合が記載されており、調査報告として「転勤してよかったこと」の記載もありますので、ぜひご覧くださいませ。