日本がもし100人の村だったら ~厚生労働白書(令和3年版)が発表されました
厚生労働省の公表情報令和3年版厚生労働白書が発表されました。今年は以下のテーマを扱っています。
ちなみに、社労士試験では厚生労働白書が出題され「白書対策」なるものもあります。しかし、白書のボリュームの割には出題数が少なく(出題されない場合もある)、白書対策をどこまでするのか受験生を悩ませるテーマだったりします。
【第1部】テーマ「新型コロナウイルス感染症と社会保障」
社会的危機における社会保障の役割について、このたびの感染拡大への対応を通じて見えてきた以下の5つの課題について論じ、今後これらの課題への対応により、セーフティネットの重層化を図ることの重要性を指摘しています。
- 危機に強い医療・福祉現場
- 社会保障におけるデジタル技術の実装化、
- 多様な働き方を支えるセーフティネット
- 性差によって負担に偏りが生じない社会づくり
- 孤独・孤立を防ぎ、つながり・支え合うための新たなアプローチ
【第2部】テーマ「現下の政策課題への対応」
子育て、雇用、年金、医療・介護など、厚生労働行政の各分野について、最近の施策の動きをまとめています。(令和2年度分を掲載。)
「令和3年版厚生労働白書」は全国の政府刊行物センターなどで購入できますが、インターネットでも過去分も含めて参照することが出来ます。
令和3年版厚生労働白書
https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/
◆日本がもし100人の村だったら
ちなみに本編ではなく「100人でみた日本」もなかなか、勉強になる情報もリリースされています。
例えば、会社の健康診断で「有所見」は、26.1人もいるようです。結構いるんですね。。
「なんだ。。。4人に1人も有所見なら、今日は飲んでもいいよね!」なんて安心しちゃだめですよ!!
「100人でみた日本」
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/20-3/dl/01.pdf
◆ 「日本の1日」もおもしろい
人数ではなく、1日出生者数など日本の1日についての情報「日本の1日」もなかなか面白いです。
- ハローワークを通じて就職する人は1日に何人いるのか?
- 覚せい剤取締法で1日につかまる人数
など、へぇという情報満載です。季節番組の警察24時もネタには困らないのですね。。
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/20-3/dl/02.pdf
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