厚生労働省が平成30年度の過労死等の労災補償状況を公表しました。
厚生労働省の公表情報過労死等の労災補償状況とは、過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患や、仕事による強いストレスなどが原因で発病した精神障害の状況について労災請求件数や「業務上疾病」と認定し、労災保険給付を決定した支給決定件数を取りまとめたものです。
状況報告によると、脳・心臓疾患に関する事案の労災補償状況、精神障害に関する事案の労災補償状況において、共に労災請求件数が昨年より増加していることが報告されていますが、請求件数に対し、支給決定件数(請求のうち業務上と認定されたもの)は減少しています。参考(厚生労働省 報道発表資料https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05400.html)
詳細なケースが分からない為一概には言えませんが、支給決定件数が下がってるということは、「働き方改革」が意識され始め、これまで状況から少しずつ改善する方向に動いているのかもしれません。
先月には、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律案が成立し、パワハラ防止措置が義務化されることになりました。
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