東京都最低賃金の25円引上げを答申
厚生労働省の公表情報東京地方最低賃金審議会は、東京労働局長に対し、東京都最低賃金を25円引き上げて、時間額932円に改正するのが適当であるとの答申を行いました。
東京都最低賃金(地域別最低賃金)の改正については、本年7月4日、東京労働局長(渡延 忠)から東京地方最低賃金審議会(会長 森 建資)に対し諮問を行いました。
同審議会は審議の結果、8月5日、現行の最低賃金の時間額907円を25円引き上げ(引上率2.76%) て、932円に改正することが適当である旨の答申を行いました。
これを受けて東京労働局長は、答申内容の公示等所要の手続きを経て、本年度の東京都最低賃金の改正を決定する予定です。
【地域別最低賃金 改定額ポイント】
・改定額の全国加重平均額は823円(昨年度798円) ※昨年度との差額25円には、全国加重平均額の算定に用いる労働者数の更新による影響分(1円)が含まれている
・全国加重平均額25円の引上げは、最低賃金額が時給のみで示されるようになった平成14年度以降、最大の引上げ(昨年度は18円)
・最高額(東京都932円)と最低額(宮崎県等2県714円)の比率は76.6%(昨年度は76.4%。なお、この比率は昨年度に引き続き2年連続の改善)
詳細はこちらをご覧ください。
http://tokyo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/var/rev0/0142/9795/201682414940.pdf