第198回通常国会で成立した法律(労務管理に関する改正)
法改正 厚生労働省の公表情報第198回通常国会で、厚労省関係の法改正として以下のものがありました。人事労務でチェックが必要な改正を挙げてみました
改正健康保険法
マイナンバーカードが健康保険証として利用可能に
改正障害者雇用促進法
公的機関と民間企業に採用者の障害者手帳の写しなどの保存を義務付け
※資料は国会提出前の資料です。
改正女性活躍推進法
一般事業主行動計画の策定義務の対象拡大
一般事業主行動計画の策定・届出義務及び自社の女性活躍に関する情報公表の義務の対象が、常時雇用する労働者が301人以上から101人以上の事業主に拡大
女性活躍に関する情報公表の強化
常時雇用する労働者が301人以上の事業主は、情報公表項目について、
(1)職業生活に関する機会の提供に関する実績
(2)職業生活と家庭生活との両立に資する雇用環境の整備に関する実績
の各区分から1項目以上公表する
特例認定制度(プラチナえるぼし(仮称))の創設
女性の活躍推進に関する状況等が優良な事業主の方への認定(えるぼし認定)よりも水準の高い「プラチナえるぼし(仮称)」認定を創設
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000091025.html
いずれも、会社としてのデータの管理の仕方について対応が必要な改正ですので、具体的な運用方法について、続報があればお知らせします。