ヒヤリハットの取り組み
スタッフコラム社会保険労務士法人アイプラス代表社員の今井です。
当社では、毎週見つかったヒヤリハットを共有する活動をしています。
「ヒヤリハット」といっても事故の予兆だけでなく、「もっとこうした方が良かったのでは?」「こういう対応をした方が、お客様に安心いただけたのではないか?」といった、「あーっ。しまった」という内容を書いています。
「回収→改善」だけだと、発見した本人と、管理者しか把握できないし、エクセルで一覧化しても改善につながらないということで、共有スペースに掲示をすることをしてみました。
「難しく考えずとりあえずやってみて習慣化しよう。目的を満たすならシンプルに。華麗にする必要はない」ということで、本当にとりあえずパーティションに今週のヒヤリハットを掲示しています。
週替わりで掲示していますし通路にあるので、意外とみんな立ち止まって内容をみてくれるという効果がありましたす。(もちろん写真はやらせですが、、、)
医療機関はヒューマンエラーがあったら生命にかかわるなか、まったくヒューマンエラーを起こさないのは、本当に素晴らしいと思いますし大変なことだと思います。命に係わる現場でも、業務が追加されたり変更されるなか、どうやって柔軟性と正確性を両立しているのか大変気になります。
「社労士事務所」と聞くと専門性が必要なように見えますが、給与計算と手続き代行については「決められたインプット」「決められた手順」の結果「決められたアウトプット」が出てくる業務です。そう言った点では、アウトソーシングのサービスは製造業の要素も持っています。
特に給与計算と、手続きは間違いがあってはならないものです。誰がやっても、合格点の同じ品質は産み出されるようにあることも、安心安全の取り組みの一つであると考えています。
当社は、規模がありますので規模の強みを活かし、(1)単純業務は機械化をし、(2)汎用化ができる業務については、限られた時間で働く方や、特殊技能を持っている方に活躍の場を提供し、(3)人の役に立ちたいという価値観を大切にしている方には、効率化により創造できた時間で、お客様に会いに行き「対話と気付きを実践する」という流れを作っていくような体制を作り、雇用の創出や自己実現ができる環境を作っていきたいと考えています。