「褒め上手」になる褒め方のコツ
スタッフコラム「人は褒めて育てる。」ということは、誰もが知っています。
しかし、「いざ実際に褒めるとなると、結構難しい」と思われる方は、たくさんいらっしゃると思います。ところで皆さんは、「褒める」には、“承認する”と“称賛する”があるってご存じですか?
◆「称賛する」とは、みなさんがイメージする“褒める”です。
例えば
・この前の会議では積極的に発言していたね!
・君は、いつも仕事が早くて助かるよ!
・今日も元気よく、電話に応対しているね!
「称賛する」(褒める)は、発言者の評価や主観が入るので、良かれとコメントしたことが、嫌味になってしまったり、どのように意見をすれば良いか迷っているうちに機会を逃すということが起こってしまいます。
◆「承認する」とは、
例えば
・今日は青色のネクタイだね!
・コピー機の脇の書類を片付けてくれたのね!
・ ○○さん、髪の毛切ったんだ!
など、“肯定的な事実のみを述べる”という点がことなります。
「称賛する」は主観や意見が入るので難しいのですが、「承認する」は、事実を伝えるだけなので、否定されるリスクも低く比較的簡単に出来るものです。
しかし、事実を指摘する承認であっても、「称賛する」と同様の効果があります。
褒めるのが苦手でしたら、一度、部下や同僚の事実を指摘して「承認する」を試してみてください。
===
情報・記載内容は正確を期して提供し、誤りなどがないよう注意・確認の上、編集されていますが、不完全な記述や誤植が含まれる場合があります。
これらのコンテンツに記載された情報の完全性・正確性および利用結果について完全なる保証を与えるものではございませんので、ご利用は自己責任でお願いいたします。