会社で、評価制度や報酬制度といった人事制度を独力で作るのは大変なことです。人事制度を作るときにはコンサルティング会社をはじめとする専門家に依頼することが多いのですが、専門家といっても、どうやって良い専門家を選べば良いのでしょうか?今回は、専門家を選ぶときに気を付けておきたいポイントを紹介します。 人事制度を自分の言葉で語れるか? 当たり前のようなことですが、専門家を選ぶ際の最初の大切なポイントです。専門家といってもキャリア20年を超える大ベテランから、専門家になってまだ日の浅い専門家もいます。 良い人事制度を作るためには、組織の文化や企業の実力、空気感も踏まえて組み上げていく独特な特徴を持っています。教科書に書いているような言葉を語れるからと言って、良い人事制度を作れるとは限りません。営業に来た専門家は経験談を交えて自分の言葉で人事制度について語れているかを見極めましょう。 ちなみに、営業に来ている専門家が合格点であっても要注意。ベテランの専門家が営業に来たからと言って、制度つくりもベテランの専門家が担当するとは限りません。自社の人事瀬制度設計は誰が担...
アーカイブ:2018年
厚生労働省より、先月8月27日に労働条件の明示方法に関する労働基準法施工規則改正案が公表されました。 労働基準法第15条で「使用者は、労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。」と規定されており、 明示方法については、“書面の交付”とされていました。...
「赤黒を起こす」ビジネスにおいてよく使用されている言葉かと思います。 中でも、赤黒伝票を切るなど会計処理に使われていることが多いのではないでしょうか? さて、本日は社労士の仕事の一つである様々な手続き業務においての「赤黒」をご紹介いたします。 ■社労士業界の「赤黒」 申請した手続き書類を訂正し、再度...
賃金制度を作ろうとすると、「どんな手当を、いくらにしよう?」といきなり金額の話にしがちですが、それでは良い報酬制度は整備できません。 賃金制度を整備するには、定石となる大まかな手順があります。 今回の動画では賃金制度を整備する流れをご紹介していきます。 チャンネル登録もお忘れなく!http://ww...
帝国データバンクは人手不足に対する企業の見解について調査を実施しました。 2018年度の有効求人倍率が高度経済成長期に近い水準に上昇しているほか、失業率も四半世紀ぶりの低水準で推移するなど、労働需給はひっ迫度を増しているという状況です。企業においては人手不足が深刻な問題として頭を抱えるなか、優秀な人...
パーソルキャリア株式会社は、20歳~59歳のビジネスパーソン15,000人を対象に、仕事に対する満足度調査を行い、その結果を発表しました。 調査方法は、現在就いている職種について、『総合』、『仕事内容』、『給与・待遇』、『労働時間(残業・休日など)』、『職場環境(社風・周囲の社員など)...
厚生労働省は厚生年金に加入するパート労働者の適用対象の拡大検討を発表しました。 本人の月収要件を8.8万円以上から6.8万円以上に引き下げるなど、加入者を最大で200万人 増やす案を軸に検討します。国民年金に限られるパート労働者の老後への備えを手厚くする狙いがあります。 勤め先企業は保険料を折半負担...
平成30年10月(予定)より、最低賃金が変更します。東京は、現行より27円アップの985円(時間)の予定です。 毎月月給で給与を支給している場合、時間単価を計算し、最低賃金を下回っているかどうかを見極める必要があります。月給から時間単価を計算する方法の代表例を下記に記載します。 【前提ルール】給与と...