一般的には1日8時間を超えたときに、時間外労働となり割増賃金(残業代)が発生するということは知られています。 しかし、時間外労働は1日8時間以外にも週40時間を超えたときにも時間外労働となることをご存じでしょうか? さらに言うと、週の途中で遅刻・欠勤・早退をした場合、週40時間を超えた労働時間と相殺をしても良いのでしょうか? 割増賃金を支払う必要がある条件 前回に引き続き、割増賃金の計算方法についてです。前回は、勤務時間が1日8時間、週40時間を超えた場合に割増賃金を払う必要がある。ということをご説明しました。「1日8時間」と「週40時間」という2つの観点から説明させて頂きました。今日はその応用を説明します。 「週40時間」を超える具体例について 例えば、 月曜日は通常の7時間勤務、火曜日は8時間勤務をし、更に1時間の残業をしました。 水曜日は本来、7時間勤務の予定だったが2時間分の早退が発生したため、実際の勤務時間は、5時間勤務であった。 木曜日、金曜日は7時間勤務を行い 土曜日は6時間勤務を行い、更に、1...
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一般的には1日8時間を超えたときに、時間外労働となり割増賃金(残業代)が発生するということは知られています。 しかし、時間外労働は1日8時間以外にも週40時間を超えたときにも時間外労働となることをご存じでしょうか? 法定労働時間の「週40時間」について 法定労働時間とは、「1日8時間」「週40時間」...
「残業」いわゆる時間外労働をした場合には、残業代(割増賃金)を支払わなければならないことは、誰でも知っていることです。 しかし、そもそも、時間外とはどの時点のことを指し、どのような基準で割増賃金が支給されるのでしょうか? —————...
▼ある経営者の方から、このような質問をいただきました。 当社の就業規則には、「パート社員の処遇については、別に定めるパート社員就業規則による」との定めがあります。これまでパート社員を雇用してこなかった為、実際にはパート社員就業規則を作成していませんでした。最近何名かのパート社員を採用することになりま...
Q.インターンを採用した場合、雇用契約となるのか? インターンや研修生を採用した場合、労働・雇用契約となる基準はどのようなものになりますか? A.労働の対価として金銭が支払われていれば、労働者となります。 名称に関わらず、労働の対価として金銭が支払われていれば、労働者となります。 労働者とは「労働の...
会社を「辞めてもらう」といっても、様々なパターンがあり、それぞれ特長や制約事項があります。解雇には、どのようなパターンがあり、どのような制限があるのでしょうか? 深く考えず「解雇」するのではなく、状況に合わせた方法で解雇をしないと、労働紛争になりかねません。(本題は 0:48 からです。) 社会保険...
社員が仕事の前や後に、コンビニや居酒屋で副業をしていることが発覚した場合、会社は、どのように対応すれば良いのでしょうか? 会社として「副業は禁止」「副業をした場合は解雇」といった処分は可能なのでしょうか? 知っているようで知らない「副業」についてご紹介します。 社会保険労務士法人アイプラスのサイトは...
雇っているアルバイトが「有給を取りたい」と言ってきたら、有給休暇を与えなければならないのでしょうか? 正社員は有給休暇を取れるのは分かるけど、1日数時間勤務、週2~3日しか出社しないような、正社員より勤務時間が短いアルバイトにも有給休暇を与えなければならないのでしょうか? 社会保険労務士法人アイプラ...