正労働基準法に関するQ&Aから時間外労働の上限規制関係についての質問内容と厚労省の回答をお伝えします。 2-19(Q)時間外労働の上限規制(法第36条の規定)が全面的に適用される業務(以下「一般則適用業務」といいます。)と時間外労働の上限規制の適用除外・猶予業務等との間で業務転換した場合や出向した場合の取扱いはどのようになりますか。 (A)【業務転換の場合】 同一の36協定によって時間外労働を行わせる場合は、対象期間の途中で業務を転換した場合においても、対象期間の起算日からの当該労働者の時間外労働の総計を当該36協定で定める延長時間の範囲内としなけ ればなりません。したがって、例えば法第36条の適用除外・猶予業務から一般則適用業務に転換した場合、当該協定における一般則適用業務の延長時間(最大1年720時間)から、適用除外・猶予業務等において行った時間外労働時間数を差し引いた時間数まで時間外労働を行わせることができ、適用除外・猶予業務等において既に年720時間を超える時間外労働を行っていた場合は、一般則適用業務への転換後に時間外労働を行わせることはできません。なお...
カテゴリー:人事制度&賃金制度
正労働基準法に関するQ&Aから時間外労働の上限規制関係についての質問内容と厚労省の回答をお伝えします。 2-17(Q)時間外労働の上限規制の適用が猶予される「医業に従事する医師」の範囲を教えてください。 (A)「医業に従事する医師」(法第141条)とは、労働者として使用され、医行為を行う医師...
改正労働基準法に関するQ&Aから時間外労働の上限規制関係についての質問内容と厚労省の回答をお伝えします。 2-16(Q)時間外労働の上限規制の適用が猶予される自動車の運転の業務の範囲を教えてください。 (A)「自動車の運転の業務」(法第140条及び則第69条 第2項)に従事する者は、自動車運...
改正労働基準法に関するQ&Aから時間外労働の上限規制関係についての質問内容と厚労省の回答をお伝えします。 2-14(Q)「新たな技術、商品又は役務の研究開発に係る業務」(法第 36 条 第11 項)の具体的な範囲を教えてください。 (A)「新たな技術、商品又は役務の研究開発に係る業務」(法第...
改正労働基準法に関するQ&Aから時間外労働の上限規制関係についての質問内容と厚労省の回答をお伝えします。 2-13(Q)「終業から始業までに一定時間以上の継続した休息時間を確保すること」(指針第8条第3号の健康確保措置)の「休息時間」とはどのような時間ですか。また、目安となる時間数はあります...
改正労働基準法に関するQ&Aから時間外労働の上限規制関係についての質問内容と厚労省の回答をお伝えします。 2-12(Q)深夜業の回数制限(指針第8条第2号の健康確保措置)の対象には、所定労働時間内の深夜業の回数も含まれますか。また、目安となる回数はありますか。 (A)深夜業の回数制限(指針第...
改正労働基準法に関するQ&Aから時間外労働の上限規制関係についての質問内容と厚労省の回答をお伝えします。 2-10(Q)適用猶予・除外業務等について上限規制の枠内の 36 協定を届け出る場合に、則様式第9号又は第9号の2を使用することは差し支えありませんか。 (A)時間外労働の上限規制の適用...
改正労働基準法に関するQ&Aから時間外労働の上限規制関係についての質問内容と厚労省の回答をお伝えします。 2-8(Q)時間外労働と休日労働の合計で、複数月平均80時間以内の要件(法第36条第6項第3号)は、改正法施行前の期間や経過措置の期間も含めて満たす必要がありますか。また、複数の36協定...