定額残業代、固定残業代、という制度を導入している会社があります。弊社にもよくお問合せいただく内容です。 本来ならば、1分間でも残業した場合は、割増賃金を支払う必要があります。これを、例えば「月20時間分の時間外割増手当を定額残業代として〇万円支払う」と決めることが「定額残業代」という仕組みです。もしくは「月〇万円を定額残業代として支払い、実際に働いて時間計算し超えた分は支払う」ということでも構いません。 重要なのは、「実際に計算した時間外割増手当や深夜勤務手当が固定的に支払っている固定残業代をオーバーしたら、超えた分は給与を払わなければならない」ということです。(当たり前ですが・・・) 定額残業代にすれば残業を払う必要がない→これは大いなる勘違いです。 じゃあメリットは何もない???いえ、メリットもあります。次のような点です。 <メリット> 残業代込みで人件費をある程度の枠組みで予算化することができる 求人募集時に総支給額が多く見える 働いても働かなくても給与が定額になるため、仕事の能率を上げることができる ただしデメリットも...
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厚生労働省は、11月1日に、労務管理・安全衛生管理等についてWeb上で診断を受けられるポータルサイト「スタートアップ労働条件」を開設しました。 http://www.startup-roudou.mhlw.go.jp/ 社名やメールアドレスの登録すれば、全54問のチェックリストから自社の診断が可能で...
国税庁は、「平成28年分 年末調整のしかた」と各種書類の様式等を公表しました。平成28年1月からマイナンバー制度の利用が開始され、税務面では初めての提出となります。 平成28年以後に給与の支払者に提出する「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」には、一定の場合を除き、給与所得者本人、控除対象配偶者、...
労働契約法の改正により有期労働契約が反復更新されて通算5年を超えたときに、労働者の申込みによって企業などの使用者が無期労働契約に転換しなければならないルール (無期転換ルール)が導入されています。 しかし、定年退職者が1年単位で再雇用されている場合であっても、無期転換ルールを適用しなければならないの...
賃金は最低賃金を下回らないようにしなければならないということは、ご存じの方は多いですが、最低賃金の金額と給料の何とを比較すれば良いのでしょうか? 今回の動画では、最低賃金の計算方法をご紹介します。 ■最低賃金の引き上げと最低賃金額の変遷 https://youtu.be/UpKgvFXYaZ8 社会...
平成25年4月より、有期労働契約が5年を超えて反復更新された場合、無期転換権が発生します。 「無期転換ルール」とは・・・「有期労働契約が反復更新されて5年を超える場合には、当該契約の初日から末日までの間に労働者が使用者に期間の定めの無い契約を申込むと使用者が承諾したものとみなし、当該契約の終了後に期...
目黒の社労士の「気付き通信」第61号(PDF)...
平成28年の10月より最低賃金が引き上げられます。 最近は最低賃金が大きく引き上げられていますが、時系列でみると、どのように最低賃金が引き上げられてきたのでしょうか? 社会保険労務士法人アイプラスのウェブサイトはこちらhttp://sr-iplus.co.jp チャンネル登録もお忘れなく!http:...






