労働基準法上の労働時間とは・・ 労働者が使用者の指揮命令下に置かれている時間をいいます。 ◆労働時間ではない研修 ①自己啓発を目的としたもの ②任意参加のもの ◆労働時間に該当する可能性がある研修 ①研修への参加が業務命令によるもの ②研修の内容が業務と密接に関連するもの ③事実上参加が義務付けられているもの ※参加が任意であっても・・ 参加がまったく自由とされている場合を除き、黙示の指示命令があるものとして労働時間に当たります。 また、不参加により欠勤、遅刻扱いとされたり、賞与や昇格の査定の際にマイナス評価されるなど不利益を被ることがあれば、労働時間になります。 ...
カテゴリー:■テーマ別
貴社の就業規則では家族手当の支給条件はどのようになっていますか。 もし、配偶者の家族手当の支給条件が税法上の扶養を条件にしていたら、平成30年に見直す必要があるかもしれませんのでご注意下さい。 税法上の扶養にしている配偶者(控除対象配偶者)とは、配偶者の「所得」が年間38万円以下の方を指します。 配...
「休日」も「休暇」も「お休み」ですが、法的にはまったく違うものです。 労務管理の視点で考えると、休日と休暇の意味合いは異なり、賃金計算などに影響を与えますので注意が必要です。 「休日」・・・労働義務がもともと課せられていない日 労働基準法第35条(休日) 1.使用者は、労働者に対して、毎週少なくとも...
人事ご担当者の皆様は年末調整が年内最後の大仕事になるのではないでしょうか。 本日は「これってどう処理するの?」というケースをご紹介します。 《扶養控除申告書》 ■シングルマザーは寡婦じゃない!? 寡婦はその年の12/31時点で ・夫と死別した人 ・夫と離婚した人(再婚していない) ・夫の生死が明らか...
時給者の最低賃金は簡単に確認することができますが、日給者や月給者の最低賃金の計算方法はどのように行うのでしょうか? さらには、毎年の支給額が変動する歩合給の者の最低賃金は、いったいどうやって、最低賃金を計算すればよいのでしょうか?...
休日と休暇の違いはご存知でしょうか。 そう言われるとよくわからない… という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 労働基準法では下記の定義になっています。 ■休日 働く義務のない日 ⇒例)法定休日(法律で定められた休日)、所定休日(会社で定められた休日) ■休暇 働く義務はあるが免除された日 ⇒例...
労働時間等見直しガイドライン、育児・介護休業指針が改正され、平成29年10月1日から適用されています。 労働時間等見直しガイドラインの改正点(追加点)は以下の3点です。 1.地域の実情に応じ、労働者が子供の学校休業日や地域のイベント等に合わせて年次有給休暇を取得できるよう配慮すること 2.公民権の行...
改正内容は下記の通りです。 ・育児休業期間が最長2歳に達するまで取得可能に ・事業主に対し、対象者への育児休業制度等の周知の努力義務 ・事業主に対し、育児目的休暇の努力義務 詳しくはこちらをご覧下さい http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/...