労働安全衛生法では、「常時50人以上の労働者を使用するすべての職場」で衛生管理者を選任することとなっています。 選任した衛生管理者について、専用の用紙(様式第3号:総括安全衛生管理者・安全管理者・衛生管理者・産業医選任報告)に記載し労働基準監督署へ報告します。 ▼衛生管理者の人数は、常時使用する労働者数で決まっています。 事業場の規模(常時使用する労働者数) 50人から 200人 衛生管理者の数 1人 201人から 500人 衛生管理者の数 2人 501人から1,000人 衛生管理者の数 3人 1,001人から2,000人 衛生管理者の数 4人 2,001人から3,000人 衛生管理者の数 5人 3,001人以上 衛生管理者の数 6人 ▼衛生管理者の選任は、誰でもよいわけではなく、業種に応じた資格が必要です。 ...
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まだまだ暑い日もありますが、インフルエンザの予防接種を考える時期です。 インフルエンザは、例年12月から3月頃に流行しますが、予防のためのワクチン接種の効果があらわれるまで、接種後2週間程度かかります。また、流行が始まると、ワクチン不足になり都合の良い日に予防接種が受けられない、ということが考えられ...
派遣社員やその家族が加入する人材派遣健康保険組合が今年度で解散する方針を固めたことが公表されました。 今年の7月には、生協の社員及びその家族が加入する日生協健康保険組合も今年度で解散するという決定がありました。 このように健康保険組合が財政悪化により解散するニュースが聞かれるようになりました。 自営...
厚生労働省は、今年3月に大学や高校などを卒業して4月に就職予定だった人のうち、内定を取り消されたり、入社時期が延期となった人の状況を取りまとめ公表しました。 平成30年8月末現在、「22事業所で73人が内定取消し」となりました。 昨年度平成28年度は、86人(24事業所)の内定取消しと...
来月10月1日以降に年金事務所で受け付ける「健康保険被扶養者(異動)届」の添付書類について変更があります。 被扶養者認定の身分・生計維持関係の確認については、今後申立てのみで認定はせず 証明書類に基づいて認定を行うこととし、届出の際に書類の添付が必要となりました。 扶養認定を受ける方が被保険者と ...
返戻「へんれい」と読みます。 この言葉は業界によって使用頻度が高い業界、使用頻度が低い業界とあるかもしれません。 医療業界ではよく使用されていますね。 意味は文字通り、戻すことを言います。お金が戻ってくるときにも「返戻金」といいますね。 ただ社労士業界でいう「返戻」は、あまり良い意味で使用されないこ...
厚生労働省より、先月8月27日に労働条件の明示方法に関する労働基準法施工規則改正案が公表されました。 労働基準法第15条で「使用者は、労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。」と規定されており、 明示方法については、“書面の交付”とされていました。...
「赤黒を起こす」ビジネスにおいてよく使用されている言葉かと思います。 中でも、赤黒伝票を切るなど会計処理に使われていることが多いのではないでしょうか? さて、本日は社労士の仕事の一つである様々な手続き業務においての「赤黒」をご紹介いたします。 ■社労士業界の「赤黒」 申請した手続き書類を訂正し、再度...