中高年者の生活に関する継続調査の結果が公表されました。
厚生労働省の公表情報厚生労働省より、第12回(平成28年)中高年者縦断調査の結果が公表されました。
この調査は、平成17年10月末に50~59歳だった全国の中高年者世代の男女に対して、家族の状況、健康の状況、就業の状況などを継続的に調査し、高齢者対策などの厚生労働行政施策のための基礎資料を得ることを目的としたものです。
ここでは、就業の状況とこれからの生活設計を抜粋しました。
1.就業の状況
第1回調査から第12回調査までの11年間の就業状況の変化をみると、
正規の職員・従業員 6.4%(第1回38.2%) 減少
自営業主・家族従業者 14.1%(第1回15.7%) ほぼ横ばい
パート・アルバイト 17.6%(第1回16.6%) ほぼ横ばい
2.これからの生活設計
62~64歳になっても仕事をしたい者 63.3%
65~69歳になっても仕事をしたい者 39.2%
70歳以降でも仕事をしたい者 18.1%
仕事をしたいと希望している者の理由をみると、「生活費を稼ぐため仕事をしなければならない」は、年齢が高くなるほど割合は低くなっていく。
一方で、「企業への貢献や生きがいのため、ぜひ仕事をしたい」、「条件が合う仕事があるならしたい」は、年齢が高くなるほど割合は高くなっている。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/chukou17/dl/gaikyou.pdf