厚生労働省は、このたび、「平成29年度個別労働紛争解決制度の施行状況」をまとめ、公表しています。 「個別労働紛争解決制度」は、個々の労働者と事業主との間の労働条件や職場環境などをめぐるトラブルを未然に防止し、早期に解決を図るための制度で、 ・「総合労働相談」、 ・労働局長による「助言・指導」、 ・紛争調整委員会による「あっせん」 の3つの方法があります。 厚生労働省では、今回の施行状況を受けて、総合労働相談コーナーに寄せられる労働相談への適切な対応に努めるとともに、助言・指導及びあっせんの運用を的確に行うなど、引き続き、個別労働紛争の未然防止と迅速な解決に向けて取り組んでいくそうです。 【ポイント】 1 総合労働相談、あっせん申請の件数はいずれも前年度と比べ減少、助言・指導の申出件数は増加。 総合労働相談件数は110万4,758件で、10年連続で100万件を超え ・総合労働相談件数 110万4,758件(前年度比2.3% 減) →うち民事上の個別労働紛争相談件数 25万3,005件( 同 1.0%...
アーカイブ:2018年 6月
厚生労働省委託事業として、東京海上日動リスクコンサルティングで、 企業の管理職、経営者層向けの「職場のハラスメント対策セミナー2018」が全国で開催されます。 参加費は無料で、ハラスメントとはどのようなものか、相談を受けた場合の対応方法、ハラスメントを起こさない職場づくりのポイントなどの講義と、グル...
東京労働局では、平成29年の東京都内の労災の発生状況を公表しました。 ◆死亡災害発生状況 労災による死亡者数 66人(対前年比8人、13.8%増) うち4割強の28人が建設業 ◆死傷災害発生状況 休業4日以上の死傷者数 9,837人(対前年比252人、2.6%増) 運輸交通業 1,705人 その他の...
昨今、長時間労働が問題となっていますが、1日の勤務終了後に一定の休息時間を確保する 「勤務間インターバル」の取組に注目が集まっています。 厚生労働省は、勤務間インターバル導入費用の一部を助成する 「職場意識改善助成金(勤務間インターバル導入コース)」を創設し、 勤務間インターバルの普及...
出来れば避けたいことですが、人を雇っていると解雇をしなければならないケースが出てきます。 解雇をする場合、「明日から来なくて良い」と言っても構わないのでしょうか? この動画では、解雇の予告について話をしていきます。 チャンネル登録もお忘れなく! http:/...
公益財団法人日本生産性本部と一般社団法人日本経済青年協議会は、平成30年度新入社員1,644人を対象にした「働くことの意識」調査結果を発表しました。この新入社員の意識調査は、昭和44年度に実施して以来50回目を数え、この種の調査では歴史のあるものとなっているそうです。 平成30年度 新...
厚生労働省は、このたび、全国の労働局や労働基準監督署が、平成29年に技能実習生の実習実施者に対して行った監督指導や送検等の状況について公表しました。 外国人技能実習制度は、外国人が企業などでの実習を通して技術を習得し、母国の経済発展を担う人材となるよう育成することを目的としています。しかし、実習実施...
今年度より、東京しごとセンターで新設された就職支援プログラムに「Jobトライ」 というものがあります。 Jobトライは、30歳から44歳の求職者を対象として正社員雇用を前提とし、15~20日の職場実習を行い企業と求職者のミスマッチをなくし定着率を高めることを目的とした事業です。 &nb...