労働者の安全や健康を確保するための対策に積極的に取り組んでいる企業を優良企業として認定・公表する制度をご存じですか。 安全衛生優良企業とは、労働者の安全や健康を確保するための対策に積極的に取り組み、高い安全衛生水準を維持・改善しているとして、厚生労働省から認定を受けた企業のことです。 この認定を受けるためには、過去3年間労働安全衛生関連の重大な法違反がないなどの基本事項に加え、労働者の健康保持増進対策、メンタルヘルス対策、過重労働対策、安全管理など、幅広い分野で積極的な取組を行っていることが求められます。 基準を満たした企業は、3年間の認定を受けることができ、さまざまなメリットが得られます。 認定された企業にシンボルマークを使用することができ、企業イメージの向上にもつながります。 詳細はこちらの厚生労働省ホームページをご覧ください。 http://anzeninfo.mhlw.go.jp/shindan/shindan_index.html ...
アーカイブ:2016年 6月
業務中の事故は労災保険で保護されますが、労災保険は労働者のみが対象となり、経営者は対象になりません。 しかし、中小企業であれば、社長であっても現場に出て従業員と一緒に働くこともありえます。このように現場で働く経営者のために、労災保険の「特別加入」という制度があります。 この動画では特別加入とは、どの...
近年の緩やかな景気回復にともない、有効求人倍率が上昇傾向にあります。 特に、中小企業の多くで人手不足が常態化することが予想されています。 6月10日付のコラムでお伝えしましたが、求人票と実際の労働条件が違うことにより、 「せっかく採用してもすぐに退職してしまう」 など、雇用が安定しない状況を生み出し...
5月のコラムにて、 「平成28年10月1日から改正後の規則が施行され、短時間労働者への社会保険の適用範囲が拡大」されることを お伝えしました。 ※詳細は末尾の「同じカテゴリーの最新記事」をご確認下さい。 簡単にまとめると、 ◎週20時間以上の勤務 ◎年収106万円以上 ◎勤務期間1年以上 ◎学生は適...
厚生労働省では、このほど、労働経済動向調査(平成28年5月)の結果を取りまとめましたので、公表します。 「労働経済動向調査」は、景気の変動が雇用などに及ぼしている影響や今後の見通しについて調査し、労働経済の変化や問題点を把握することを目的に、四半期ごとに実施しています。 本調査は、平成28年5月1日...
小売店や飲食店では、未成年者を雇用することがあると思います。未成年者を雇うときには、成人を雇うときと何が違うのでしょうか? 今回は、未成年者の労働契約と労働時間の管理について解説していきます。 社会保険労務士法人アイプラスのウェブサイトはこちらhttp://sr-iplus.co.jp チャンネル登...
労働保険料の年度更新手続きが6月1日から始まり、既に手続きを終えられている事業主さまもいらっしゃるかもしれません。労働保険料の年度更新に続き、大切な手続きが控えています。 それは、「算定基礎届」の提出です。 算定基礎届とは、健康保険及び厚生年金保険の被保険者の実際の報酬と標準報酬月額との間に大きな差...
厚生労働省は、「平成27年度個別労働紛争解決制度の施行状況」をまとめ公表しました。 「個別労働紛争解決制度」は、個々の労働者と事業主との間の労働条件や職場環境などをめぐるトラブルの未然防止や早期解決を支援するもので、「総合労働相談」、労働局長による「助言・指導」、紛争調整委員会による「あっせん」の3...