【Q】残業手当等の端数処理はどのように処理すれば良いのでしょうか?

労働基準法上認められている端数処理方法は次のとおりです。

 

(1)割増賃金の計算

A.1時間あたりの賃金額及び割増賃金額に円未満の端数が生じた場合、50銭未満の端数を切り捨て、50銭以上1円未満の端数を1円に切り上げます。

B.1か月間における割増賃金の総額に1円未満の端数が生じた場合、Aと同様に処理していきます。

 

(2)平均賃金の計算

C.賃金の総額を総暦日数で除した金額の銭未満の端数を切り捨てます。
なお、平均賃金を基にして休業手当等を計算する場合は、特約がなければ円未満の端数処理はAと同じになります。

 

(3)1か月の賃金計算

D.1か月の賃金額(賃金の一部を控除して支払う場合には控除した残額)に100円未満の端数が生じた場合は50円未満の端数を切り捨て、50円以上の端数を100円に切り上げて支払うことが出来ます。

E.1か月の賃金額に1,000円未満の端数がある場合は、その端数を翌月の賃金支払日に繰り越して支払うことが出来ます。

なお、E・Dの取り扱いをする場合は、その旨就業規則に定めることが必要です。