コラム・レポート

2015-08-22

平成26年の定期監督等の実施結果

厚生労働省の公表情報

東京労働局より、平成26年に東京都管轄下18労働基準監督署が実施した、定期監督等の結果が公表されました。

 

・実施件数 7,570件

・違反事業場数 5,513件

・違反率 72.8%

 

 

資料によると、以下のような点について、違反を指摘されているようです。

ウッカリ忘れか、会社規模が小さい時代のまま業務を行っていた等、どの会社にもありえそうな事項が多いのが特長です。

 

■労働条件の明示

労働者を雇い入れる際に、賃金額及び支払方法並びに所定労働時間などの法定事項について書面を交付していない。交付しているが、法定事項が不足している。

 

■就業規則の作成等

常時使用する労働者が10人以上いるにもかかわらず、就業規則の作成・届出がない。

 

■時間外労働、深夜労働の割増賃金

時間外労働に関する協定(36協定)の締結・届出がないのに、労働者に法定労働時間を超えて時間外労働を行わせている。

 

■安全衛生管理体制

常時使用する労働者が50人以上いるのに、衛生管理者を選任していない。

 

■健康診断

常時使用する労働者に対して、1年以内ごとに1回、定期健康診断を実施していない。

 

詳しくは、報道発表もご覧ください。

クリックして2015820192343.pdfにアクセス

 

 

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