コラム・レポート

2019-09-05

ハラスメントは企業にどう影響するか?

厚生労働省の公表情報

政府広報オンラインにて今年4月2日付けで職場のパワーハラスメントについての記事が掲載されています。

https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201304/1.html

 

今年度も前半が終了しようとしていますが、皆様の職場ではどのような対策がとられているでしょうか。

 

上記記事内の【3.被害者だけでなく企業にも大きなダメージ】という項目では、

職場のパワーハラスメントを放置した場合、従業員の心身の健康を害するだけでなく、以下のような悪影響が考えられると紹介されています。

・人材の流出

・「不法行為責任」や「安全配慮義務違反」などの法的責任を問われて訴訟による金銭的負担の発生

・企業イメージの低下

 

適切な対策をとれなかったことにより、企業へも大きな悪影響を及ぼすことも考えられる、とされています。

 

また、少し古い資料になってしまいますが、法務省による人権研修PDF内では、

http://www.moj.go.jp/jinkennet/asahikawa/pawahara.pdf

 

・パワハラ行為に対して甘いあるいは許すような職場では、確実に職場環境は悪化していき、働く人たちに心理的な悪影響を与えます。つまり、こうした職場では快適な人間関係を築くことは不可能になります。

・職場環境の悪化は、当然のことながら業務面にも悪影響を与えます。モチベーションの低下による作業効率の悪化やミスの増加は、製品の品質や顧客へのサービスなどにも影響を及ぼすことになります。(上記PDF 7・8ページより抜粋)

 

という記載も見られます。

 

人権という観点からも、改めて考えてみる機会になればと思います。

よろしければ、厚生労働省のポータルサイト「明るい職場応援団」等もご参照ください。

http://www.no-pawahara.mhlw.go.jp/foundation/statistics/

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