コラム・レポート

2018-12-07

10連休法案が衆院で可決

厚生労働省の公表情報

皇太子さまが天皇に即位される来年5月1日などを1年限りの祝日とする法案が、衆議院本会議で賛成多数で可決されました。

この法案は、天皇陛下が来年4月30日に退位されるのに伴い、皇太子さまが天皇に即位される翌5月1日と即位を内外に宣言する、「即位礼正殿の儀」が行われる来年10月22日を1年限りの祝日とするものです。4日の衆議院本会議で法案の採決が行われ、賛成多数で可決されて参議院に送られました。

法案は今の国会で成立する見通しで、法案が成立して来年5月1日が祝日になれば、祝日法の規定で4月30日と5月2日が休日となるため、来年は4月27日からこどもの日の振替休日の5月6日まで10連休となります。

こちらに伴い、就業規則の表記の仕方によっては稼働率が減ってしまうことに加え、時間単価(残業代)が上がってしまうため、総額人件費にも大きな影響が出てくることが予想されます。

なお、現段階で祝日が増える問題に関して救済の特例法律などはないため、必要があれば各社で対応していかなければなりません。まずは就業規則で国民の祝日をどのように扱っているかを確認してみてはいかがでしょうか。

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