コラム・レポート

2019-08-22

女性と男性の働き方、再考。

社会保険&労働保険の手続き 人事制度&賃金制度

厚生労働省から「平成30年雇用動向調査」の結果が発表されました(2019年8月21日付)。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/19-2/index.html

 

このデータの中から、特に出産・育児を理由とする女性の離職率について注目しました。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/19-2/dl/kekka_gaiyo-05.pdf

 

出産・育児を理由とする離職率を年齢階級別・就業形態別で見ると【年齢階級別】は30~34歳で最も高く、【就業形態別】では一般労働者よりパートタイム労働者の離職率が高いという結果が出ています。

出産・育児をきっかけに働き方を変えざるを得ない女性が、男性よりも多いのではないかと推測されます。

 

一方で、帝国データバンクによる女性登用に対する企業の意識調査(2019年)から、女性登用に対する企業の見解についての調査結果を参照すると、課長相当職以上の管理職に占める女性の割合は上昇傾向にあるとのことです。

http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p190803.html

企業として、人手不足に対する労働力確保の面から、女性の活用や登用は不可欠なものであると同時に、企業の成長に不可欠という認識は広がっている、と記載されています。

 

上記報告書内では女性の活躍を促進させる解決策として、女性の家事・育児の負担軽減について明確に言及されていますが、「女性が」何かを変えることを考えるだけではなく、男性側の働き方についても考えるきっかけになればと思います。

 

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