5択だけではない。アンケートの選択肢の例

アンケートと聞くと、「非常にそう思う」から「まったくそう思わない」といった5段階の選択肢のパターンをイメージしがちですが、アンケートの選択肢についても、いろいろなバリエーションがあります。アンケートの目的に適した選択肢を設定していきましょう。

 

リッカート形式(段階形式)

  1. 非常にそう思う
  2. そう思う
  3. どちらでもない
  4. そう思わない
  5. 非常にそう思わない

複数段階の選択肢のうち1つを選ばせる方式です。なじみのある選択肢ですので、回答しやすいメリットがある一方、高い得点を付ける傾向があります。

 

複数選択式

「あなたが、中華料理店になければならないと思うメニューを」以下の選択肢の中から、あてはまるものを3つ選んでください。

  • ラーメン
  • 麻婆豆腐
  • 天津飯
  • 回鍋肉
  • 酢豚

というように複数の選択肢から選ばせる選択肢になります。優先順位を高い項目を発見することは可能です。

 

プロブスト法

自分の性格に当てはまるものすべて選んでください

  • 闊達
  • おとなしい
  • 社交的
  • 積極的
  • 明朗である

というように、複数の選択肢の中から該当する項目を全て選ぶ選択肢になります。選択肢の自由度が高い点は特長ですが、選択肢を網羅的に揃えることが難しいことと、集計や解釈することが難しいという点が問題になります。

 

Yes/No形式

「紅茶と日本茶ならば日本茶を選ぶ」(Yes/No)というように、二者択一を迫る選択肢になります。

YesかNoを迫るためシンプルな設問になりますが、回答者に決断を迫ることになりますし、「日本サッカー界は盛り上がっていると思う」といったような、人によって解釈や捉え方が異なる(=YesかNoの回答にバラつきが異なる)ような設問はYes/No形式にはなじみません。

 

自由記述形式

いわゆるフリーコメント欄になります。フリーコメント欄自身は、集計することはできませんが、回答内容の背景や設問からは読み取れない定性的な情報を把握するために利用します。

 

選択肢は、5択(奇数)と4択(偶数)がある。

日本人は奇数が好きだが、「ふつう・どちらでもない」に偏る。

アンケートの選択肢を作る時には、選択肢の数も考える必要があります。アンケートの回答と言えば、

  1. 非常にそう思う
  2. そう思う
  3. どちらでもない
  4. そう思わない
  5. 非常にそう思わない

このような5つの選択肢をイメージすると思います。しかし、選択肢にも工夫の余地があります。例えば、選択肢を

  1. 非常にそう思う
  2. そう思う
  3. そう思わない
  4. 非常にそう思わない

という4択にすると、回答者はYesかNoのいずれかの意思表示をしなければならなくなり、「どちらでもない」という回答は出来なくなります。アンケートやアセスメントを集計するという観点では、どちらかの意思表示がされる点は有り難いのですが、曖昧が許されなくなるため、回答者の心理的な負担は大きくなります。